狭小住宅を建てるメリットとは?
マイホームで注文住宅を建てる際、狭小住宅にしたいと希望する方は少なくありません。そもそも狭小住宅とは、狭い土地に建てられた住宅のことです。その一番のメリットは、家を建設するための土地が小さいので土地代が安く済む点です。駅の近くなど利便性に優れている土地を購入しようとすれば、土地を購入する費用がかなり高くなりますよね。土地代に多額のお金がかかってしまうと、その分、住宅にかけられるお金が減ってしまうでしょう。その点、狭小住宅ならば土地代を節約できるので、その分、住宅にお金をかけることができるというわけです。その他にも、固定資産税や都市計画税などの税金の負担が少なくなるのもメリットです。通常の住宅よりも予算が抑えられるのは大きな魅力といえるでしょう。
狭小住宅を建てる際の注意点
狭小住宅を建てる際は、隣の家の生活音が漏れ聞こえてこないように住宅設計をすることが大事です。隣の家とのスペースがほとんどない場合、テレビの音や電話で喋る声、子供の走り回る音などが聞こえてしまうケースが少なくありません。そして、こちらの生活音も隣の家に漏れている可能性が高いので、ストレスに感じる恐れがあります。生活音が漏れる原因は、住宅の構造や材質、間取りの位置などが考えられます。生活音が漏れ聞こえないようにするには、遮音性が高い窓ガラスを設置すると良いでしょう。また、窓の位置が隣の家と重なると、互いの生活音が漏れやすくなってしまいます。そのため、住宅を設計する際には意図的に窓の位置をずらすことも大事ですよ。
狭小住宅では、「狭くてかわいそう」という感想を周囲に持たれることもあるかもしれません。デメリットについても理解し、納得した上で家を建てましょう。